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[留学国別情報]アメリカ

2008 年 7 月 11 日 - 5:01 PM

留学年度:1997-1999年度
学科:ペンシルヴァニア州立大学
専門科目:Comparative Literature
取得学位:MA

1. 受入機関とのコンタクト

アメリカと日本との時差を考えるとFaxやEmailなどはとても便利で、ときには不可欠な道具だと思いますが、最終的には指導教官あるいはプログラムのコーディネーターに電話をしてみるのが一番だと思います。受け入れ側としては得体の知れない人物の情報がひとつでも多く必要なわけだし、実際に会話をしてみて書類では伝達しきれないものが伝わります。できるだけ多く自分を売り込む機会をつくることが大切でしょう。実際に希望の大学を訪れてみるのが一番なのは言うまでもありません。

2. 学業面での留意事項

大学院の場合、学期中は自分の勉学に大部分の時間を費やしてしまいますが、チャンスがあればTeaching AssistantやResearch Assistantなどの制度を活用するのも自分の幅をひろげることにつながります。

3. 生活情報

ここは一歩町を出ると森や平原しかない、いわゆるmiddle of nowhereですが、古き良き伝統とインターナショナルな雰囲気が折り合った大学町です。フットボールが行われる日には人口が激増し、長い休暇に入ると激減します。

4. RI活動

ロータリアンの方には生活の相談にのってもらったり、パーティやゴルフに招待していただいたりしています。こちらに来た当初は、唯一の知人でしたのでたいへんお世話になりました。日本からのおみやげには扇子をもっていきました。

5. その他

アメリカはあらゆる面で広大な国なので、文化、言語、慣習、気候などその土地によってまったく異なります。日本で得られる情報で固定観念を抱かないようにすることが必要でしょう。

[留学国別情報]フランス・パリ第4大学

- 4:49 PM

留学年度:1990-1991年度
学科:パリ第4大学 博士課程
専門科目:フランス文学専攻
取得学位:D.E.A (博士論文執筆資格)

留学までの流れ

5月27日 第262地区ガバナー事務所より合格通知


6月26日  ロータリー財団本部より、指定研究機関(パリ大4大学)の承認通知


8月25日  パリ大4大学の希望指導教授への博士課程受け入れの照会


9月1日  パリ大4大学ピエール・ブリュネル教授より受け入れ承諾通知


1月30日  本部より、パリ大学の入学許可を正式に取る必要と、奨学金給付対象の内訳確認の通知


2月13日  本部より、学生査証取得の件、ベルリッツでの語学試験、その結果に応じた語学事前研修に関する通知

2月20日  本部より、もっとも重要な「受諾書」受理、署名して返送

2月25日  本部へ、宿舎に関する希望と経歴書を記入して返送


3月19日  市谷のベルリッツで国際基準テスト(面接、筆記)

5月3日  本部より、テストの結果、トゥールで1ヶ月の研修承認の通知。
(質問に対して、前年度のパリ留学生に給付された金額は、9ヶ月分46,800フランであったとの回答。)

5月30日  本部は、旅行要請書式に出発希望日他を記入して返送


6月15日  本部へ、健康診断書及び保険加入証明書を発送

6月20日  パリ大学の指導教授に、査証申請のための受け入れ証明を依頼

6月22日  パリの外国人大学教員受け入れ機関に、宿舎の斡旋を依頼

6月25日  指導教授より博士課程受け入れの返書

6月27日  本部の契約旅行会社より、7月30日の出発便の予約済みの通知

6月29日  トゥール仏語学院より、8月の語学研修中の宿舎として大学としに部屋を用意したとの通知

7月10日  パリでの9月末の学友会行事参加の申込書に参加費を添えて返送


7月12日  フランス領事館にて、査証受理

7月30日  出発便搭乗に際し、予約のみで航空料未払いのため、私費で立て替えてパリへ。
(その後のファックス、電話、書簡による本部との長い交渉の結果、査証の写しを受け取っていなかったので支払わなかった、安い切符を買って正規の料金を請求するものがいるので、領収書を送れとの指示。)

8月1日-8月28日  トゥール仏語学院にて研修。
授業は充実、宿舎は劣悪

8月30日  立て替えていた事前研修費用3,850フランを受領。
(実際にはトゥールを離れた後届いたため、小切手を手にしたのは1ヶ月後、9月末。)

9月28日  パリ大学都市での学友会に出席

9月30日  担当ロータリアンのパリ郊外の私邸に招かれ、前半期分の給費として27,820フランを受領

10月8日  往路の航空、列車料金11,809フランを受領

10月15日  担当ロータリアン所属の第177地区ボワシ・サン・レジェのクラブで会食と日本に関するスピーチ

10月17日  パリ市内のレストランで、第166・177地区合同の夕食会。
ロータリアンのほか各国からの奨学生と歓談

10月31日  ソルボンヌで外国人学生向けの試験、面接、諸々の手続の末、博士課程の学生登録を完了

11月8日  ソルボンヌの講義開始。週3つの講義と、夏までに論文二つを提出

12月2日  第177地区合同の大クリスマス・パーティーに出席

1月23日 後半期分の給費として27,535フランを受領

2月13日 滞在許可証を受領。(関係事務所に16回通い、半年を要した。)

5月24日 給費の不足分の申請に対し、約4分の1の3,580フランを授業料書籍代として受領

7月1日 試験、論文面接を終えパリ第4大学博士論文執筆資格(D.E.A.)取得

7月5日 本部へ、予約済み帰国便の航空料金の支払いについて三度目の依頼

7月18日 深夜、本部より電話。予約済みの帰国便より安い便に変更せよとの要求。
既に各方面に帰国日を通知のため、差額830ドルは持ち出しということで決着。
(立て替えた航空運賃188,870円が振り込まれたのは2ヶ月後、9月末。)

7月31日 パリ発、翌8月1日に東京着

8月7日 市川大門ロータリークラブにて帰国報告

[留学国別情報]フランス・ピカルディー・ジュール=ヴェルヌ大学大学院

- 4:30 PM

留学年度:1999-2000年度
学科:ピカルディー・ジュール=ヴェルヌ大学大学院
専門科目:フランス文学
取得学位:D.E.A.

1. 受入機関とのコンタクト

入学手続きの書類は出来るだけ早く請求するに越したことはありません。D.E.A.の最終的な登録は九月中旬ですが、計画書や法廷翻訳などの準備で忙しくなると思われますので、少なくとも事務が閉まってしまう夏休みの前までには、書類を手許に全部確保する必要があります。書類請求の手紙を送ってから数週間返事が来ない場合には、E-mailやファックスなどで連絡を取るのもよいかもしれません。私は、一番早く確実に連絡を取り合えるという理由から、電話を使うことが多かったです。

2. 学業面での留意事項

D.E.A.の授業数はあまり多くはありませんが、その分論文に時間をかけることになると思われます。私の通っていた大学では、卒業のために、以下の三つの課題をクリアーすることが求められました。

1. 論文執筆と口頭試問
2. 一時間のエクスポゼ
3. 六時間のディセルタシオン
時期は、1が六月か九月、2は六月まで、3は六月とされています。ディセルタシオンの試験では、限られた時間内で自分の意見を客観的且つ簡潔にまとめる能力が問われます。フランス語の表現力を高めるために、私は後期から大学の語学講座にも通っていました。語学講座や語学学校のスケジュールはハードなことが多いのですが、本来の授業料の半額を支払えば、好きな授業を少しだけ取らせてもらえるという制度もあるので尋ねてみて下さい。私も「書き」と「会話」の授業だけを選択し、D.E.A.の授業と上手く組み合わせて学ぶことが出来ました。

3. 生活情報

やはり、一番便利なのは大学の寮に住むことでしょう。勉強もしやすいですし、何より学食がそばにあって食事に困らないのが理想的です。ただし、大学は中心街から離れたところにある場合も多いので、買い物などで不便な点があるかもしれません。

フランスの寮の代表的なものはC.R.O.U.S.でしょうが、資料請求の際に、カタログや地図などを一緒にもらっておくと、住む場所の環境もイメージしやすくて良いのではないかと思います。私のいた寮には、千人近い学生が四つの棟に分かれて住んでいました。フランス人と外国人の割合は約半々で、外国人はアラブ、アフリカ系の学生が殆どです。皆明るく友好的で、日本人は私一人だけでしたが、特に苦労した経験はありません。
C.R.O.U.S.の入居条件は比較的厳しく、優先順位もあると聞いています。また、提出書類が多く、大学の入学許可証や保証人の証明などが必要な場合もありますので、予めしっかりと確認される必要があると思います。

4. RI活動

私が所属させて頂いていたアミアン・ロータリー・クラブからは、月に一度か二度例会に参加するようお誘いがかかりました。例会では、日本についての簡単な紹介を数回と、スピーチをさせて頂きました。アミアンのクラブが所属している地区の大会にも参加させて頂き、他の国からの留学生と交流することも出来ました。また、市役所や商工会議所の見学、年末のパーティー、ロータリアンの方々のお宅訪問など、楽しく、充実した日々を送らせて頂きました。

5. お楽しみ情報

アミアンのお勧めスポットと言えば、まず大聖堂が挙げられます。世界遺産にも登録されている、荘厳なゴシック建築の建物です。昨年冬から、カラフルなイルミネーションの催しも始まり、それがまた素晴らしく美しいので必見です。パリやルーアンまでは電車で一時間、シャルトルへも二時間程度で行けるので、「大聖堂めぐり」も簡単に出来ます。
また、劇場や映画館も充実していました。学生割引の綴り券を利用すれば、映画なら一本25フラン、演劇なら50フラン程度で観ることが出来ます。ブレヒトやベケットの実験劇から、山海塾など日本のものまで、様々な舞台を観ました。
学食に飽きたら、景色の良いところで食事をしてみるのもよいかもしれません。ピカルディー地方ならではの、美味しいシードルとクレープが味わえるお店が、街のあちこちにあります。

6. その他

寮や大学のクラブには(自分と趣味が合うものがあれば)積極的に参加しましょう。 私は絵画クラブに入っていたのですが、日本とは違った技法も学ぶことが出来、とても新鮮でした。また、共通の趣味を通して人間関係も拡がるので一石二鳥です。