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[留学国別情報]フランス・ピカルディー・ジュール=ヴェルヌ大学大学院

2008 年 7 月 11 日 - 4:30 PM

留学年度:1999-2000年度
学科:ピカルディー・ジュール=ヴェルヌ大学大学院
専門科目:フランス文学
取得学位:D.E.A.

1. 受入機関とのコンタクト

入学手続きの書類は出来るだけ早く請求するに越したことはありません。D.E.A.の最終的な登録は九月中旬ですが、計画書や法廷翻訳などの準備で忙しくなると思われますので、少なくとも事務が閉まってしまう夏休みの前までには、書類を手許に全部確保する必要があります。書類請求の手紙を送ってから数週間返事が来ない場合には、E-mailやファックスなどで連絡を取るのもよいかもしれません。私は、一番早く確実に連絡を取り合えるという理由から、電話を使うことが多かったです。

2. 学業面での留意事項

D.E.A.の授業数はあまり多くはありませんが、その分論文に時間をかけることになると思われます。私の通っていた大学では、卒業のために、以下の三つの課題をクリアーすることが求められました。

1. 論文執筆と口頭試問
2. 一時間のエクスポゼ
3. 六時間のディセルタシオン
時期は、1が六月か九月、2は六月まで、3は六月とされています。ディセルタシオンの試験では、限られた時間内で自分の意見を客観的且つ簡潔にまとめる能力が問われます。フランス語の表現力を高めるために、私は後期から大学の語学講座にも通っていました。語学講座や語学学校のスケジュールはハードなことが多いのですが、本来の授業料の半額を支払えば、好きな授業を少しだけ取らせてもらえるという制度もあるので尋ねてみて下さい。私も「書き」と「会話」の授業だけを選択し、D.E.A.の授業と上手く組み合わせて学ぶことが出来ました。

3. 生活情報

やはり、一番便利なのは大学の寮に住むことでしょう。勉強もしやすいですし、何より学食がそばにあって食事に困らないのが理想的です。ただし、大学は中心街から離れたところにある場合も多いので、買い物などで不便な点があるかもしれません。

フランスの寮の代表的なものはC.R.O.U.S.でしょうが、資料請求の際に、カタログや地図などを一緒にもらっておくと、住む場所の環境もイメージしやすくて良いのではないかと思います。私のいた寮には、千人近い学生が四つの棟に分かれて住んでいました。フランス人と外国人の割合は約半々で、外国人はアラブ、アフリカ系の学生が殆どです。皆明るく友好的で、日本人は私一人だけでしたが、特に苦労した経験はありません。
C.R.O.U.S.の入居条件は比較的厳しく、優先順位もあると聞いています。また、提出書類が多く、大学の入学許可証や保証人の証明などが必要な場合もありますので、予めしっかりと確認される必要があると思います。

4. RI活動

私が所属させて頂いていたアミアン・ロータリー・クラブからは、月に一度か二度例会に参加するようお誘いがかかりました。例会では、日本についての簡単な紹介を数回と、スピーチをさせて頂きました。アミアンのクラブが所属している地区の大会にも参加させて頂き、他の国からの留学生と交流することも出来ました。また、市役所や商工会議所の見学、年末のパーティー、ロータリアンの方々のお宅訪問など、楽しく、充実した日々を送らせて頂きました。

5. お楽しみ情報

アミアンのお勧めスポットと言えば、まず大聖堂が挙げられます。世界遺産にも登録されている、荘厳なゴシック建築の建物です。昨年冬から、カラフルなイルミネーションの催しも始まり、それがまた素晴らしく美しいので必見です。パリやルーアンまでは電車で一時間、シャルトルへも二時間程度で行けるので、「大聖堂めぐり」も簡単に出来ます。
また、劇場や映画館も充実していました。学生割引の綴り券を利用すれば、映画なら一本25フラン、演劇なら50フラン程度で観ることが出来ます。ブレヒトやベケットの実験劇から、山海塾など日本のものまで、様々な舞台を観ました。
学食に飽きたら、景色の良いところで食事をしてみるのもよいかもしれません。ピカルディー地方ならではの、美味しいシードルとクレープが味わえるお店が、街のあちこちにあります。

6. その他

寮や大学のクラブには(自分と趣味が合うものがあれば)積極的に参加しましょう。 私は絵画クラブに入っていたのですが、日本とは違った技法も学ぶことが出来、とても新鮮でした。また、共通の趣味を通して人間関係も拡がるので一石二鳥です。

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