Posted in 2011年学友会誌寄稿文

ホストファミリーとの再会

2012 年 1 月 29 日 - 11:25 AM

2009-2010 年度GSE メンバー 藤 井 恵 里

 学生時代、家族旅行で台湾に行きました。本当は中国に行く予定が、サッカー関連で反日運動が
中国各地で勃発し、中国旅行を諦め、急遽台湾に変更した家族旅行でした。当時私が受けた台湾の
印象は、公用語は中国語だけど、文字は難しい文字を使うし、ツアーで回った台北市内観光は特に
おもしろいところもないし、ツアーで連れて行ってもらったレストランの食事は全然おいしくない
し、唯一の良い印象は「親日派」ということだけで、もう2度と来ることはないだろうと思っていまし
た。
 それから5年後、ふとしたきっかけから、GSEメンバーとして再び台湾を訪れることになりまし
た。GSE メンバーとして過ごした1ヶ月で台湾の印象が180 度変わり、台湾と日本の歴史を学び、
またホストファミリーや台湾人の温かさに触れ、帰国後は台湾が大好きになっていました。
 帰国して3ヶ月後、友人と二人で台湾旅行に行きました。3人のホストファミリーに事前に台湾
に旅行に行くことを伝え、少しだけ再会することにしていました。ところが、少しだけの予定が、
全く違ったのです。熱烈に歓迎してくれました。

 1人目のホストファミリーは、着いたその日に夫婦そろってホテルまで迎えに来てくれて、滞在
中私が大好きだった台湾料理やジュースをごちそうしてくれました。また、今回の旅行の日程を聞
かれ、最終日が何もないことを話すと、最終日は予定を入れずに、一緒に過ごそうと言ってくれま
した。私たちの行きたいところ全て連れて行ってくれて、最後は奥さん行きつけの高級エステに連
れて行ってくれました。全ておごりです。別れ際に、「次に来る時ホテルは予約しないで、家に泊まれば
いい。ふじこは私たちの日本の娘なんだから。」と言ってくれました。涙が出ました。
 2人目のホストファミリーは、台北市内から離れていたので、バスと電車を乗り継いで会いに行
きました。娘さんを連れて一緒に観光してくれました。このホストファミリーも、私が滞在中大
好きだった台湾料理を用意していてくれました。GSE で過ごした懐かしい家にもまた行くことがで
き、お茶を飲みながらいろんなことを話しました。帰り際、ホストファミリーのママが「私たちはも
う友達です。ロータリークラブとか関係ない。娘のように思っています。だからこれからも何も変
わらず、お付き合いしましょう。結婚式には呼んでね。」と言ってくれました。またまた感動して涙
が出ました。
 3人目のホストファミリーは、宿泊先のホテルの中華料理レストランで食事をごちそうしてくれ
ました。なんとそのホストファミリーが所属しているロータリークラブの現会長夫妻、次期会長夫
妻もわざわざ来てくれたのです。偉い方ばかりで緊張してしまいましたが、気さくに会話してくだ
さったり、このロータリークラブは例会の後日本語の学習会をやっているということで、逆に私た
ちが日本語を教えたりと、とても楽しい食事会でした。
 このように、たった3泊4日の短い台湾旅行でしたが、帰国する日以外は全てホストファミリー
と過ごすことができました。また、私たちがバスや電車で移動する時迷わないように、ホストファ
ミリー同士で連絡を取り合ってくれて、スムーズに再会できるようにしてくれました。
 前回はGSE メンバーとして来て、ロータリークラブというバックがあるから、ホストファミリー
をはじめとする現地のみなさんは豪華なおもてなしをしてくれた部分もあったと思います。しかし、
今回は同じようなことは期待していませんでした。
ただ会えればそれでいいと思って行きました。でも、何も変わらずに温かく接してくれました。こ
れがとても嬉しかったです。
 自分の今周りにあるものは、全て縁でつながっていると思います。仕事も友達も恋人も。台湾は、
もう2度と行くことはないと思っていた国でした。中国語ももう勉強するつもりはありませんでした。
でも、GSE というきっかけで台湾とつながり、中国語もまた勉強するようになりました。きっと私
には台湾と中国語とも縁があったのだと思います。 そしてロータリークラブのおかげで、台湾に大
切な友人ができました。出会った縁を大切にして、これからの自分の人生を充実させていきたいなと
思います。
 最後に、ホストファミリーから毎回メールで「いつ結婚式に呼んでくれるのか?」と催促されるの
で、早くハッピーな報告ができるように、まずはプライベートを頑張らねばと思う日々です。

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